T.C.K. って何?
みなさんは T.C.K. って聞いたことがありますか?
T.C.K. (Third Culture Kid)とは、成長時期つまり幼い頃に自分の国以外のところで大半を過ごして育った子たちのことを言うんです。両親の出身国や自分の産まれた国以外、で長いあいだ生活した子供たちのことなんですねぇ。両親の仕事の関係上などで海外(第3カ国)で学校に行ったりするケースが多いんですが、さて『Where Is Your Home?』っと聞かれて、『えーっと』『ん〜』『それは・・・』っとなかなか答えられないのが現状(下記のビデオで見れます)。何カ国もで育った子もたくさん!言葉だって、T.C.K. の子たちはインターナショナル学校に行く子がほとんどなので英語を話すわけですが、その他にもその国の言葉、自分の両親の言葉、産まれた国の言葉、っと何カ国語も話せる子がいっぱい!(Wikipedia のページはこちら)
その T.C.K. に簡単なインタビューをして、それをまとめたのがこのビデオ。面白いので見てみてください。
ちなみに、この大人バージョンは『A.T.C.K. (Adult Third Culture Kid)』って呼ばれているんですが、私の周りにもいっぱいいます。たまに、『Where Is Your Home?』って質問をすると、やっぱりみんな一言で答えるのは無理、なんですねぇ。私の親友はロシア語とスペイン語を話すモスクワ出身のタイとハンガリーに長く住んでたロシア人。今はロンドン在住。そして旦那さんはオランダ人!二人とも A.T.C.K. ですよ。
インタビューにもあるように、海外で生活したことがある人は同じような環境で育っている人(T.C.K.)と友達になることが多く、だからか色んな人種や文化に対してすごくオープンなんです。
わたしたちの世代は昔に比べると T.C.K. の数が増えたらしいですが、今の世代はもっともっと増えているんですって!色んな国に住んで、その国のことを教科書やガイドブックで知るのではなく、実際に住んでみて知る。そして、自分の経験などを友達にシェアする、ってのは楽しいですよね。わたしも今まで色んな人に出会ったけど、いやぁ〜本当みんな過去に住んだことがある国バラバラで良い刺激になりましたよ。わたしは勉強が苦手で高校のときも赤点取ることだってあったあった。。。だけど、色んな人に出会ったおかげで今では(前に比べると)色んな国のことや言語のことが分かってきた気がする!世界のニュースなんか見ても、『あの人がいる国だ!』とか『あの人の出身国だ!』って思うとニュースも面白く、興味も出てきますもん!
日本語では『帰国子女』が一番近い言葉だと思うんですが、これ・・・いい方変わるといいなぁって思います。前に、日本でバイトの面接を受けたことがあるんです。ニュージーランドに数年いたあとのことだったんですけど、ある会社から言われました。『帰国子女の子はねぇ』って。そのあと、英語の勉強でイギリスに住んでた友達から『日本では海外在住経験は1年がいいらしいよ。人によっては2、3年住んでた人も1年って履歴書に書く人いるよ』って。あれ、ある意味カルチャーショックでした。もう10年以上前のことだけど今でも覚えてます。もちろん私が面接を受けたバイト先からはその場で断られましたよ。今同じ会社で面接受けたらどう言われるか知りませんが、考え方って人それぞれですよねぇ。
話がちょっとづれてしまいましたが、T.C.K. の Infographic もあったので見てみてくださいね。
あ、ヒロが起きてきた!それではみなさん今日も1日楽しみましょう。
Have a nice day!!
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