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ハプニングだらけの驚き出産 @ バンコク

本当に起きた私自身のストーリーをここで赤裸々に書きますね。

ある日、何だか体がだるい日があったんです。朝から何とな〜くダラダラしていた日。どこかに出かけるというわけでもなく、一日中家にいたんです。妊娠39週目だし。そして異変は夜ごはんを食べたあとに起こったんです!

  • 07.00pm: 夜ごはんを終えて、早くもダラけてきた
  • 07.30pm: 何だかお腹が痛かったり、痛くなかったり。とりあえずシャワーをあびてみる
  • 08.00pm: 早くもベッドへ。寝る準備万端
  • 08.00pm – midnight: 陣痛らしきものが私を襲うも、“よくある” 実際に出産する前に出産を予告する Pre-Labor だと完璧に思い込む。が、これは痛いぞ! どこまで痛くなるんだ? っという思いも現れる。
  • 01.00am: 痛さが本物の痛さだということに遅いけど気づきだす。そして、陣痛がくるタイミングを計るとどんどん縮んでいる!!
  • 01.30pm: この時点で記憶が定かでないほどの激痛が。もう我慢のしようもなく、どうしようもない状態に。骨盤の骨が突き刺さるような、その骨で刺されたり、その骨を抜かれたり、そんなくらいに痛かった。夕方からそんな私の様子を見ていたジェームスから『病院に行く?』っと聞かれ『うん行く』っと言って病院に行く準備に。

ジェームスがタクシーを呼び、5分以内でコンドミニアム入り口のところに到着。電話を受けて、すぐさまロビーに行こうとするも、痛さが半端じゃなく歩くこともできないほど。タイミングを見てはタクシーまでやっとたどり着く。

  • 01.45am: タクシーで病院に向かう。ここでタクシーの運転手、いきなりベースのきいたテンポの高い音楽をガンガンかけだすタクシーの中はディスコ状態。っておいおい、それどころじゃなく痛いんですけどーって思っていたけど、ここら辺の私の記憶もあやふや。もうどうにでもなれ、状態!
  • 01.50am: 病院に到着。家から近くの病院でよかったよ。緊急 ER のほうに運ばれて、早速ベッドの上に寝かされる。が、ここで ER のスタッフ。苦しむ私を見て『Pua Thong (お腹がいたいようだ)』という。いやいや、腹痛じゃーなーくーて、出産!! 出産するんだって! 私、妊婦じゃん! っと今だとつっこみを入れたくなうようなもんだけど、あの時は痛さとの格闘で私はそれどころじゃない。ジェームスが対応してくれたので、どうやら “緊急事態” であることを理解してくれ、ここからは対応が早かった。
  • 02.03am: 分娩室に運ばれる

ここで気づいたことが。私のバースプランは『自然分娩の無痛 (Epidural)』だったので、通常の先生ともう一人麻酔科の先生がいないといけないんです。腰のところに注射して痛みを無くす無痛分娩。何に気づいたかというと、この麻酔科の先生は午前2時までしか病院にいないんです! もう 2時じゃん! どんなに痛くてもこういうことだけは覚えていた私。ナースに私のバースプランを言うとすぐに麻酔科の先生到着。この時どんだけホッとしたことか。

麻酔の力はすごいね。注射をしてから数分で痛さを全く感じなくなった私。聞かれる事にもやっとまともに答えれるように。この時の幸せ感は忘れることができないほど。無痛分娩は絶対にお勧めします。この時点でいつもの先生も来てたので、状況を話して、和やかに出産の準備へと。私が病院に到着した時点ですでに 8センチ も開いてたらしい。通常 9センチほどで出産。なので、9センチになるまで 30分ほど待つことに。この間普通に会話ができるほど平気だった私。が、今度は分娩室にいたジェームスに異変! いろいろな事が起きて精神的に疲れていたジェームス、血が苦手なんです。色んな事が溜まりに溜まって倒れる寸前前にかがみだしたジェームスに先生が気づいてナースに『外に連れていってあげて』っと。見たら本当に倒れる寸前。この時点で平気な私は『ジェームスは血が苦手なのよー』っというと、ナースも『あんなに大きいのにね』そしてみんなで笑う。どんだけ和やかなんだか。。。

  • 03.20am: 『はい押して〜』っと言われれば押す(けど麻酔かかってるから何も感じなかったけど)
  • 03.35am: 我が息子『ヒロの誕生!』。この時も先生、ヒロを持ち上げては私の股の間で『A Boy!』って。笑えるようなシーンでしたよ、本当に。この先生はユーモアがあって面白いんです。大好きな先生。

 生まれて12時間以内のヒロ

the day he was born 03

 

生まれた直前もすでに目があいていたけど、この時も目があいてた。

3人初めての家族写真

the day he was born 02

 

疲れてたけど幸せいっぱいのジェームスと私。ヒロもジェームスのほうを見ている感じ。

っということで、病院に到着してわずか1時間半ほどで出産しました。実は破水していたらしいものの、そのことに気づいていなかった私。なので、Dry Birth と呼ばれるんですが羊水が少ない状態での出産。私はどんだけ疎いんでしょう。。。今回はそんな状況だったので吸引分娩をすることに。なので、ヒロの頭がちょっと赤いのはそのため。この赤い部分は1週間もすれば無くなります。

今回の出産。自分が想像していたようにはいかなかったけど、出産は無事終了。今だから笑えるものの、8センチも開くまで家のベッドで我慢した私自分の痛さの疎さ、にはビックリさせられます。気づいたときには遅く、わけが分からなくなったものの、無事にヒロが生まれてきたことに感謝。ジェームスも私もメロメロです。幸せな気持ちで心の中がほっかほか!

これからはヒロが加わった emi.io のブログとなります。私のブログを読んでくれている皆さん、これからも今まで通り宜しくお願いします!

 

emi

* プロフィール *

2014年8月:婚約・入籍
2015年3月:ヒロ 誕生
2016年6月:マヤ 誕生
2021年8月:カナダに移住
2021年12月:田舎に引越し

旦那ジェームスはカナダ人。優しくて面白くて真面目だけどユーモアた〜っぷり。

2021年に長年いたバンコクにさようなら。カナダの東部ノバスコーシア州に移住。年子の子供たちは、黄色のスクールバスに乗って学校に通ってま〜す。

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