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名物『ロブスターロール』

ノバスコーシア州は日本の免許を持っていても、書き換えができないんです〜。これ非常に残念。なので、普通に筆記試験と実技のドライビングテストを受ける必要があって、筆記試験は去年の10月に受けて、ギリギリ受かってたんです。ギリギリ、ね。同時にジェームスは昔持ってた車の免許が切れて・・・10年以上、ってことで、同じく筆記やって、そのあとドライビングテストやったんです。どっちも一回で合格。ジェームスが免許持ってるし、っとあまり急がないでいたら、冬になり。甘く見てました・・・冬の運転は違うね。あんだけ大雪降って、そんな中、運転することもなく、私のドライビングテストは 2月の下旬。っで、えーっと、落ちました。もうね、え?って感じだったけど、まぁ仕方ない。合格できなかったので、また受けるしかない!ここで次の試験の予約をすぐに入れられるならいいんですけどね、そう簡単にはいかないんです。



まず、ドライビングテストの予約は電話でしか受け付けておらず、だいたい 2ヶ月先くらいまで予約が入ってる状態。毎日電話して、今日は空きがありますか?なんて聞いて、キャンセル出てたらその日にテスト受けられるけど、それもちょっとね。電話が繋がらないことも多いので時間の無駄に思えてくるし。今回は 2月に落ちて、3月入って電話したら「空きがあるのは 5月 30日です」って。やっぱり 2ヶ月先だし。仕方ないので、5月30日に予約入れてもらって、2ヶ月待つのみ。



試験日当日。やだなぁ〜、緊張する。右側を運転することには慣れたけど、何が自信ないかって駐車。試験1時間前に試験場の目の前にある古着屋さんの駐車場をちょいとお借りして、パーキングの練習をすることにしたんです。この駐車場が最高!景色いいし、広々としているし。



パーキングの練習、こんだけ広いとまぁやりやすいんですけどね、試験前だし私は緊張してた!停まっている車の横に慎重に駐車して〜、とバックしていると、いきなり隣の車のところから『うわぁっ!!』って!!驚かされてるし。「わぁビックリした!!」っと言うと、めちゃくちゃ笑っておじさんが、「わっはっは〜」って。本当に小学生じゃないんだから。笑いながら「大丈夫だよ〜。そのままバック〜」っと言ってくれてる。お茶目なおじさん、もうすぐドライビングテストがあるから、っと伝えると、大丈夫!Don’t be nervous. っと言ってくれる、なんだか優しいおじさん。そして、聞かれた。「あなたたち、どこから来た?」って。



ジェームス: 僕はノバスコーシア出身だけどずっと海外にいて、去年タイから移動してきたんです
エミ: 私は日本出身ですけどね



っとまぁ〜、こんな感じで会話して、テスト頑張ってねぇ〜、っと手を振りながら駐車場を後にしたおじさん。なんかいい人だ。元気が出た!よし、この調子で目の前にある運転試験場へレッツゴー!予約してある時間前に『テスト用』の駐車場に車を停めて待っていると、試験管の人がボード持ってやってくるんです。見えた!こっちに向かって歩いてきてる!!あの人だ。窓のところから “Hi, I’m Bob??” っとめちゃくちゃフレンドリー。書類の検査をして、車の点検して、さてドライビングテストの始まり始まり〜。私の住んでる街を運転すること 15分。テスト終了、そして今回はすんなり合格〜!!やった〜!!嬉しい、これで私も免許もらえる!!このあとは、Bob からもらった紙を持って、オフィスの中に行き、写真撮って、80ドル払って終わり。Bob 曰く、日本人の試験官をしたのは初めてらしい。ここではあまり日本人見ないからねぇ、って言ってた。一応、日本の免許を見せたので、その時に『これは・・・日本?へぇ〜』ってちょっと驚いてた。日本で運転してた?って聞かれた時は正直に『日本で運転したことはある。タイにずっと住んでて、タイでは運転しなかったけど』って言ったら、That’s OK, no problem. だって。すっごいにこやかな人でした。歩いてくる時も、ルンルン鼻歌うたってたし。



今日は天気がいいし、会う人みんな良い人に見える!せっかくだからランチでもしよう!っとジェームスに誘われたので、そのまま街の中心部に行ってきました〜。「ここ、今さっきテスト中に運転したよ」とか言いながら。そんな街はこんな感じなんで〜す。



空気が綺麗なこの街では基本、タバコは吸えない決まりになっているんです。この標識見るまでタバコ、のこと自体忘れてたけどね。ありがたいです。



天気がいい日は散歩するのに最適。レストランがいっぱいはないものの、夏になるとオープンするので、意外とあっちにもこっちにもあるんですよ〜



歩いている時に目に止まったレストラン。ここに入ってみる?ちょっと Googleで評判だけチラッと見てみて。なんてことをついつい言っちゃうんですけどね、評判いい!お店の中を覗くと、お客さんでいっぱい!よし、ここに入ってみよう〜!っと中に入ると、まぁ色鮮やかでワイワイして、みんな楽しそうに食事をしているではないか。



外のテーブルが空いてるって!!ラッキー。今日はんだかついてるなぁ。ウェイターに案内されて外に出た瞬間「お〜これこれ」とテンショナ上がる私たち。天気が良くて、風もそんなになくて、なんかお昼寝するのに最高な日和。



私はせっかくだったので、ロブスターロールを注文。確か $23 だったかな。これに税金・サービス料 15% が追加されます。ジェームスは Fish & Chips でした〜。



じゃじゃ〜ん、ロブスターロール。いかがでしょうか。このプリップリのロブスターがゴロゴロいっぱい乗ってる!!このシンプルなマヨネーズとロブスターってだけが大好きだから、すっごい嬉しい。ちなみに、味なですけどね、もちろん美味しかったです〜。これは嫌いな人いないでしょ?ってくらい美味しかった〜。食べてると、ロブスターがボロボロ落ちちゃうくらいたっぷり。



いやぁ〜文句なし。このレストラン『The Crow’s Nest』はお勧め!!そして、ウェイターがまた面白い人で、実は注文した後、なかなか来なかったんです。私たちは話してたから、気づいてもなかったけど、どうやら注文してすぐに食べれる、が当たり前みたいで、ウェイターが来ては、『ありゃ?まだ来てない?キッチン見てくる!』って。おじさんなんですけどね、またテーブルのところに来て、『オーダーがミスで今から作ってる状態なので。すっごい急いで作ってるから、ゴメンねぇ〜』っと。そんなに長い間待ってたわけじゃないし、気にしないで、って言ったんですけどね、隣のテーブルの食事を運んできた時にまたこっちのテーブルに来て『あれが普通のスピードなのよ、早かったでしょ?もう本当にゴメンねぇ〜』って。



ちなみに、カナダ人は Sorry をすぐに言っちゃう、として知られていると思うんですけどね、本当に Sorry 多いです。スーパーでぶつかってもないのに避けるだけでも Sorry。とにかくどこに行っても Sorry 言ってます。「やっぱり本当なんだぁ〜」って思った。すぐに Sorry 言っちゃうから、ここの裁判では Sorry を言っても『認めているわけではない』、って法律で決まったって誰かが言ってたな。



話は戻りまして、レストランでの食事。美味しくて、景色素敵だし、気温もちょうど良くて、携帯でまた写真いっぱい撮ってたら、隣のテーブルの 4人女性グループの 1人から『2人の写真撮りましょうか?』と言ってもらい、お言葉に甘えて撮ってもらいました。



この 4人グループ、話を聞いたら、6、7年前にオンタリオ州からこのエリアに引越してきた仲良しグループで、みんな退職しているんでしょうね。マダムというよりも、笑顔が素敵なおばちゃんたちって感じ。そして、ここでもまた聞かれたんです。『あなたたち、どこから来たの?』って。今まで聞かれたことないのに、今日で2回目。また同じ説明して、ちょっと世間話。おばさんたち曰く「ここに移住して、一度も後悔したことないわよ〜。Welcome to Digby」っと温かい言葉までもらっちゃいました。言わなくてもいいのに、私もここで『今日ドライビングテスト受けて、合格したの〜』っというと、みんな拍手しながら『おめでとう〜』って。ノリもいい!本当に愉快な 4人グループ。そんなに拍手されると逆に照れちゃってるし私。



この後、レジでお金を払っていると、同じウェイターがレジしてて、またここでも聞かれたんです。『あなたたち、どこから来たの?』って。今日で 3回目!!!聞かれたことないのに、今日 1日に 3回も聞かれるなんて。同じこと伝えて、ウェイターのおじさん『また来てね。Hope to see you guys again』その時に、『絶対またくると思う。近くに住んでるし』っと住んでる道路の名前を言うと、おじさん『そこ毎朝通る!!じゃぁ〜、今度から毎朝通るたびにクラクション鳴らすね』って。いやいやいや、是非とも鳴らして欲しいわ!!本当に愉快なウェイターでした。



いっぱい食べた後はちょいと散歩。なんか平和だな〜。漁師がいっぱいいる町なんですけどね、夏になると観光業も盛んだとか。これからが楽しみ。



The Crow’s Nest

Address: 40 Water St, Digby, NS B0V 1A0
Phone: (902) 245-5497

emi

* プロフィール *

2014年8月:婚約・入籍
2015年3月:ヒロ 誕生
2016年6月:マヤ 誕生
2021年8月:カナダに移住
2021年12月:田舎に引越し

旦那ジェームスはカナダ人。優しくて面白くて真面目だけどユーモアた〜っぷり。

2021年に長年いたバンコクにさようなら。カナダの東部ノバスコーシア州に移住。年子の子供たちは、黄色のスクールバスに乗って学校に通ってま〜す。

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