Press enter to see results or esc to cancel.

カナダのサンタさんの義務!?

12月に入って必ずやること。そう!!クリスマスツリーの飾り付け〜。去年はねぇ〜、本物の木を切ってきて、家のリビングにどドーンと飾っていたんですけどねぇ。今年はやめた。ジェームスママからもらってきたツリーを飾ることに。今年はリビングに薪ストーブを設置!したので、薪を入れすぎた時には部屋が一気に熱くなる!!っという、まぁ本物のツリーからしたら迷惑な話なわけで、乾燥すると、あの葉っぱ(英語では Needleって言うんですけどね)がポロポロ落ちてきちゃうんです。っとなると、片付け、掃除が大変!!!そりゃいかん!っということで、今年はアーティフィシャルなツリーを使用。



クリスマスソングをかけて〜、気分はクリスマス〜。自分で作ったスターも飾ります。



こちらは一生懸命オーナメントの確認中。




ツリーを出して、ふさふさしたやつを広げて〜、に時間かかったけど、実際飾り始めると早い!みんなでやると、あっという間。あるオーナメントは全部使用!




ライトをつけると、出来上がり〜。




私の一番のお気に入りオーナメントがこちら『Santa Claws』だそう。ロブスターのハサミのことを Claws というんですが、これジョーク。こういうドライなジョーク大好き。




お面大好きな彼女は、気づいたら新たなお面作ってた!!葉っぱは耳、らしいです。




この時期になると、いたるところで聞くのが『Christmas Tree Light Up With Santa』という感じのイベント。っで、一体何をするの?なんとな〜く想像できるけど、この私の想像があっているんだかは不明。イベントは夜あるらしく、友達に「寒いから暖かい格好しておいで」というアドバイスもらった。やっぱり何があるんだか。どうやら花火もあるらしい。夏にあんだけ花火したのに、またするの?っという何とも気分を下げてしまうようなコメントをしてしまった私・・・ 急いで「やった〜、また花火が見れる!」っと言ってみたり。



どうやら学校でもこのイベントのことを先生が話していたらしく、聞いたらクラスの子もみんな行くらしい。行事に行くと、とにかく学校の友達に会う確率 100%!先生にも会います。待ち合わせは『ダウンタウンのクリスマスツリーのところ』って。人口 2000人ちょっとのこの町で「ダウンタウン」っていう表現にまだ抵抗があるなぁ。お店が数件ある程度なんですけどね。あと、銀行とか郵便局があるって感じ。イベントがあるとなったら、まぁ 90%はそこ。どうやら今はクリスマスツリーがあるらしいです。開始時間に間に合うように車を停めて、あとはみんなが歩いて行ってる方向についていけばオッケー!!ツリーのところに友達もいたので、いたいた!!っと会いに行くと、さすが〜準備がいい!!!手には温かいドリンク。子供もホットチョコレートが入ってるフラスク持ってた。この開始時間 5時半なんですけどね、もう真っ暗。これ10時くらいの暗さじゃない?!ってよく言っちゃうんですけど、本当に暗いし、気温がまた・・・やっぱり寒かった。これでもかって重ね着していったけど、顔がね〜やっぱり寒い。



そしてサンタさんはソリに乗って登場〜、では「なく」、このエリアではサンタさんは消防車に乗って登場します!!あのデッカイ消防車がピカピカ光りながら登場して、そこからサンタさんが出てくるんです。初めてみるからちょっと違和感あったし、面白かった!どうやらみんな慣れてるようで、わぁ〜、っと大歓声。



サンタさんはツリーのところで何か言うんです。よく聞こえなかったけど、最後に「ツリーに灯りを。みんなも手伝って〜、ほら行くぞ〜」って言って、3、2、1、でピカっとツリーにライトアップされました〜、って時の様子はこちらです。




この町に住んでる人みんないたよね?ってくらいの混み合いさ。そして、サンタさん大人気。なんか寒いけど、みんなでこうやって一緒にモコモコなってサンタさん歓迎して、ツリーがライトアップされて、喜ぶ子供たち見て、まぁ〜なんて幸せな光景なこと。このライトアップする寸前に、ある子供がサンタに向かって『ねぇねぇサンタ〜、キャンディーケーン持ってる?』って言ってたのにはちょっと笑えた。こういう子供絶対いるよね。



ツリーも今ではライトアップされてます。ちなみに、このオーナメントは幼稚園児や学校の子供たちが作ったものらしい。そういうのもいいよね。




サンタさんとも写真が撮れました〜。この写真を撮ってる私はよくいるママさんしてたよね。「ほらほら、こっち見て〜、笑って〜。こっちこっち!!」っとまぁ迷惑そうな。でも笑顔でこっち見てくれたサンタさん。



ちなみにライトアップされた直後に後ろでは花火が上がって、あっちみたり、こっち見たりで楽しかったこのイベント。



ここだけの話、ちょっと寒くなってくると、見る人見る人がサンタさんに見えてくるんです。「この人、サンタさん絶対似合う」なんてことをスーパーで買い物してる時とかに思っちゃったり。迷惑な話ですよねぇ。でも、サンタさん候補がいっぱいいる!笑) 最近、マヤのお友達の誕生日パーティーに行ったとき、家族全員でその子のお家にお邪魔したんです。そこに、その子のおじいちゃんが今来てて、何歳くらいだか知らないけれど、やっぱり思っちゃったよね。この人もサンタさんにピッタリだ、って。すごく話を聞いてくれる人で、何家族か来てる誕生日パーティー、すごく盛り上がっていたんですが、私はこのサンタさんっぽいおじいちゃんと話してることが多く、聞いたら、次の日には出発するんだーって。どこに?って言ったら、ここからオンタリオ州に帰るらしい。その距離 2,000km。何日間もかけて帰るらしく、途中モントリオールによって〜、とかって言っていたので、まぁ無理をしないでゆっくり安全に帰ってくれることを願います。このおじいちゃん、大きなテディーベアのような真っ黒の犬と一緒で、その犬も犬に見えなかった。笑) クマですか?って思って最初はびっくりしたけど、モコモコでまぁ可愛いかったこと。



ちなみに、その子の誕生日パーティーの写真がこちら。招待状に名前が 2つ書いてあったんです。女の子の方しか知らず・・・どうやら双子ちゃん!!ってことにこの時に気づいた、と言う・・・ プレゼントは女の子の方にしか買ってないけど、まぁそれで全然問題なかったっぽい。



このママさんからもらった写真。「今日全然写真撮ってなくて、旦那が撮った唯一の写真」だそう。貴重にいただきました。ちなみに、ここ、お家の地下の部屋なんですけどね、今日はダンスフロアに変身! DJ(パパさん)も本気で DJ ブースにいたし、やるときは本気なところ、見習いたいなぁ。




余談なんですが、実は、ここのママさんのことは知っていたんです。夏にやってたサッカーの時に見かけたり、他の子の誕生日会で見かけたり、ただちゃんと話したことなくて、招待状もらった時もママさんの名前書いてあったけど、誰だかわからず。普通に『参加します』みたいなメッセージだけ送っていたんです。お家の玄関で見て初めて『あ!!!あのママさんだ』って気づいたほど。実は勝手ながらあだ名をつけさせてもらっていて、本人には言ってないけど、私の中で彼女は “Cool Mom” だったんです。なんかすっごい気さくで誰とでも話せるし、ダンスも上手いし(ダンスパーティーでも見かけました〜)、な〜んか楽しそうなママさんだなぁ〜って。なので、今回ちゃんと話せてよかった〜。



マヤのお友達の親御さんでよく出会う人がいるんです。どこに行っても会う人っていません?この時も誕生日パーティーにいて、ここのパパさんがまぁ積極的な人で、みんなでソファーに座って話してる時も 1人携帯で誰かにメッセージしてて、「ごめん、今校長先生とメッセージしてるから。次のイベントについて」って。小さな町だから余計にありがたいこの人の存在。自ら、イベント考えて、ボランティアで開催してくれる、っという。見た目はすっごい大きなパパさんなんですけどね、頭の中は子供たちのこと、でいっぱい。このパパさんに、「無罪証明書とかもう取った?」って聞かれて、「ん?取ってないけど?」って言ったら、「ボランティアする時とか学校の行事に関わるときはその証明証がいるんだ。一回取ったら 3年間有効だから取っておいてもいいかもね」って。横にいたジェームスが「僕も昔はよくボランティアしてたら、ぜひ機会があれば」って。出た・・・このボランティア活動、私は恥ずかしいことに今まで一度もやったことがないんです。タイにいたくせに!って言われそう。でも本当そう。カナダではボランティア活動はすごく一般的で小さい時から普通にみんなやっているんですねぇ〜。このパパさんからも言われて、やーっと知ってる人もできたし、これから行事にも参加したい!まずは無罪証明書を取ってみよう!!ってこの時に本当に思いました。どうやら、校長先生から手紙がいるらしく、その手紙を持って、RCMP(カナダ騎馬警察 Royal Canadian Mounted Police)に行ったら発行してくれるらしい。カナダの永住権の申請で日本とタイで発行してもらったこの無罪証明証。カナダでも発行してもらうとは。カナダでは、普通に「お手伝いします」で学校行事には参加できないわけね、ってこともわかった!ボランティアと聞くと、なぜか躊躇してしまいがちだけど、できることは色々と自らお手伝いしていこう、っと思った 1日でした。




emi

* プロフィール *

2014年8月:婚約・入籍
2015年3月:ヒロ 誕生
2016年6月:マヤ 誕生
2021年8月:カナダに移住
2021年12月:田舎に引越し

旦那ジェームスはカナダ人。優しくて面白くて真面目だけどユーモアた〜っぷり。

2021年に長年いたバンコクにさようなら。カナダの東部ノバスコーシア州に移住。年子の子供たちは、黄色のスクールバスに乗って学校に通ってま〜す。

Translate »