2021年の7月。私の誕生日が7月なんですけどね。ジェームスから手作りの片道チケット、をもらったんです。内容は『バンコク→チューリッヒ』。この航空券よくできてるよ。なんて言ってて、まさか本当にスイスに行けるチケット、とは思ってなかった。なぜスイスかというと、6月に私の大好きな友達が夏休みでスイスに帰っちゃったんです。バンコクで何度もバイバイして、友達にも『今度わたしがバンコクに帰ってきた時、エミはきっとカナダにいるってことよね〜』って言われてて。6月の時点では、カナダ行きの日時がはっきりしてなくて、チケットもないし、船便も送れてないし、いつカナダに行けるかは未定。❓マークだらけでした。その友達とは6月に何度も「送別会」と題して、平日・週末家族で一緒に会って、夜遅くまで一緒に過ごして、彼らがスイスに旅たつ当日まで会って、バイバイしては涙して、っていう、結構本気のお別れをしたんです。『今度会えるのはいつだろう？』『どこで会えるんだろう？』。彼女がスイスに帰った後も、今の時代はどこにいても繋がっていられる。いつものようにメッセージだけはし続けてたなぁ。

7月に入って、コロナ感染者数の数がバンコクでも増加。すごい勢いで増えてるけど・・・常日頃変わる規制を毎日チェック。どうやら『バンコク→日本（東京）→カナダ（ハリファックス）』というルートで行くのはフライトの数が激減してて、難しくなってきてる。日本経由で福岡の親に会って、そこからカナダに、っという私たちの計画、残念ながら諦める羽目になっちゃった。っていうか、バンコクからハリファックス行き、がどんどんと減ってるし、料金上がってるし、あぁぁぁぁどうしよう？！毎日のようにジェームスと話しては、いつ行ける？どこ経由で行ける？カナダ行き、と言っても、カナダの規制と、州によって異なる州ごとの規制、と確認し、とにかくまたカナダ側がロックダウンとかっていう前にカナダ入りした方が良さげ、なんだけど、ハリファックスのあるノバスコーシア州の国境？州がロックダウン状態で外部から州に入れない状態だったんです。カナダ人と私のような永住権持ってる人、が入れるタイミングをず〜っと待ってて、だからとにかく予定が立てられない！今思うとこの時期は疲れてたな。今だと笑って言えるけど〜。


そんなこんなの毎日だったので、もちろんスイス行きの手作りのチケット、実現するわけないよね、って心の中で思ってた。ら、読み取ったんだろうな〜、ジェームス。こんだけストレス溜めて、せっかくカナダに移住するっていうエミにとっても子供たちにとっても一大事なイベント。せっかくなら特別なものにしたい。っと言って、スイス行きを本気で考え出したジェームス。日本経由がなくなったので、ヨーロッパ経由で行くことにしたんです。そして、チューリッヒ経由で。『ほんとー！？』っと疑ったりもしたけど、とにかくバンコクからハリファックスまで、どこ経由で飛んでも時間がかかる。地球儀で見たら反対側だからね。

• バンコク → チューリッヒ（スイス） ＊ドバイ経由
• チューリッヒ → ハリファックス（カナダ） ＊ロンドンとトロント経由

PCR 検査ももちろんやって、結果は無事みんな陰性。あぁ〜もうドキドキした。長く住んだバンコクにバイバイ。これが意外にあっさり。あの頃は夜9時以降は外に出れない、っていうタイの規制があったにも関わらず私たちのフライトは夜。なので、ライセンス持ちの夜も運転が許されているっていうドライバーを予約して、来てもらいました。トンローから空港まで道路に全く車がいない状態・・・バンコクって気がしないよね？！無事に空港に着いて、チェックインして、スイスへレッツゴー！！（実はバンコクの空港でも色々あったんですが、またこのことは別の時にでも）

やった〜、空港を歩いている自分たちがなんだか不思議な感じ。

バンコクからドバイまでは Emirates で、子供にはこうやってポーチくれました〜。中にも色々ステッカーとか靴下とか、「これビジネスクラスでもらえるやつ？！」って思っちゃうくらい色々入ってましたよ。

ドバイに数時間滞在して、次はチューリッヒ。

あと15分でチューリッヒ空港に着きます、みたいなアナウンスが流れ、画面にもこの通り。ここがスイスかぁ〜。なんかウキウキ感が半端じゃない！！ここで友達は生まれ育ったんだぁ。なんかこれだけでも素敵なところって感じがするのは気のせいか？！ちなみに日本語ではチューリッヒ、でしょ？スイス人もチューリッヒっぽい発音だったのに、英語だと『ズーリック』みたいな発音で、ちょっとビックリしたよね。確かにスペル Zurich だから英語だとそうなるか。

チューリッヒ空港に無事到着できた〜！！ Swiss Air も見える！

この時、バンコクからスイスへのフライトで1人スーツケースは1個のみ、しか預けれなくて、もちろん追加料金払ったら2個できたけど、その金額がまぁ大きく、手荷物と含めてこれだけ！手前の3つは機内持ち込み。

スイス到着して空港でしたこと。まずお金お金。スイスってユーロじゃないじゃん！スイスフランに両替、そして初めてみる通貨にまた興奮する我が家。USドルとあまり変わらないレートみたいで、1フラン＝1ドル、って理解でオッケーだと思う。両替したらその場で『わぁぁお〜』っと盛り上がる一家。観光客度は満点です！

お次は携帯の SIM カード購入。これで友達とも普通に連絡が取れる。色々調べたらこの Sunrise ってところが良さげだったので、空港内のお店で SIM ゲット〜、しました。

Coop（コープ）はスーパー。ここでサンドイッチやドリンクを購入。

スイスでは、タクシーではなく、交通機関を使って市内へ。電車がどこにでも行っているので便利。あっち？ここじゃない？っとたくさんある荷物を抱えて移動。

無知の街、これだけの荷物を持っての移動はやっぱり大変でした。子供たちもよく頑張った。

数日前に予約した宿にチェックイン。ギリギリで決まったので、宿泊するところも空いてるところを予約した感じ。便利そうなところ、を予約しておいたけど、実際便利だったか、は疑問。だけど、家族みんなで寝れるキチネット付きの宿だったので、それは良かったかな。窓からの景色はこんな感じ。

チェックインして、荷物下ろして、疲れてた！だけど、外にとりあえず行ってウロウロしたかったので、近所のスーパー MIGROS（ミグロ）まで散歩。

スーパーまで歩いて10分かからなかったかな。これ大事！スーパーまでの距離。どの国に行ってもドキドキするのがスーパー。さて、どんな感じかな？！っと覗き込むどころが、いちいちスーパー内で『ジェームス、見てみてこれ！！』とにかくはしゃぎ過ぎてしまった。写真も数枚撮ったので紹介しまぁ〜す。

旅行している間も、4人家族が1日3食でしょ〜？！毎度レストランで食べていられないので、スーパーで食料を買うことに。でも、このスーパーだったら毎回楽しい！！

2021年の7月、スイスでは店内ではマスク着用。交通機関内でもマスク着用。外ではマスクしなくてオッケー。子供は基本マスクしなくていい、みたいな内容でした。この時、スイスではコロナの感染者数がすごく少なかったんですよねぇ。

このなんてないサンドイッチがす〜っごく美味しくて、見た目はいまいちだけど、これ定番のサンドイッチになりました。このパンがも〜美味しくて。どこに行っても売ってたからスイスでは一般的なパンなんでしょうね。

他にもちょこちょこ買って、スーパーでの買い物を思った以上に満喫！

こんな感じでスイスでのホリデー？一応、ホリデーが始まりました。今まで行ったことのない国。見るもの全てが新鮮で、ジェームスと一緒になって興奮してたなぁ。他にもスイスでやったこと、とか、行ったところ、とか簡単に次のブログで紹介しますねぇ。